3年生の男子生徒で毎朝早く登校しては、自分のクラス以外に他の3年生のすべての教室の鍵を持って行き、教室のドアを開けてくれいる人がいます。郷荘中学校は校舎の作りで、3年生の教室が2棟に分かれています。なので、すべての教室のドアを開けるのは結構面倒くさいことだと思います。それでも、登校しては笑顔で教室の鍵を持っていってくれます。でも、彼のこの行為を知っている生徒はほとんどいないと思います。登校して教室が開いているのは当たり前のように感じている人がほとんどでしょう。彼に「君のことをホームページで紹介してもいい?」と尋ねると、困ったような顔をして「別に紹介しなくていい」といいました。彼が誰かにほめてもらうためにしていないのは彼の態度からもわかります。誰にも知られず、誰にもほめてもらうこともなく、それでも毎日してくれている人がいることをみなさんに伝えたくて書きました。彼が望んでいないので、名前は伝えることができませんが、このような生徒がいること、当たり前のように思っていることが実は誰かのおかげだということを知ってほしいと思います。
明日から3年生と一緒に沖縄に修学旅行に行ってきます。今日、口之永良部島で大きな噴火があったので、影響がなければいいのですが。全員無事に帰校できるよう、また良い思い出になるようにしたいと思います。修学旅行の様子もブログにアップする予定ですが、コンピュータがないため、携帯電話からのアップになります。読みづらいかもしれませんが、よろしくお願いします。