今日(13日)、久しぶりに授業をさせてもらうことになりました。校長になって6年が経ちましたが、教頭時代も含めると本当に久しぶりの授業でした。3年生の道徳をさせてもらいました。今、郷荘中学校では授業改善に向けて取り組んでいるところです。私自身もどうすれば「すべての子どもの学びを保障できるのか」という課題に取り組んでいます。授業中に寝ている子どもを作らない、子ども同士がつながりあい、学び合う授業を作っていく方法を考えています。
普段は他の先生方の授業を見て、意見を言うことが多くて私自身の実践がありませんでした。そんなときに3年生の先生方から声をかけてもらって、今回授業をすることになりました。「元さんと2通の手紙」という教材でした。生徒たちは「校長先生が授業するの?」という感じで、少し構えているところも感じられました。私もすべての子どもの顔と名前を覚えているわけではないので、担任の先生が作ってくれている座席表を見ながらの授業でした。なかなか難しい教材で、授業前には「こんな風に展開しよう」とか「この場面で深めよう」など考えていましたが、実際にはなかなか思うようにいかず反省することが多くありました。子どもたちには申し訳なかったですが、後2回授業をする機会をもらっているので、再度挑戦したいと思っています。
久しぶりの授業で楽しいひとときを過ごせました。子どもたちとも普段とは違った形で触れ合うことができて嬉しかったです。授業が終わった後も休憩時間に教室に残って、子どもたちといろいろな話ができたことも良かったです。