9日の午後4時から和泉府中駅前で本校の1年生ボランティア委員の生徒たちが、「歳末助け合い募金」を行いました。午後4時過ぎに私が駅前に見に行くと、生徒たちの「募金お願いします」という大きな声が聞こえてきました。私の中では、「子どもたちはきっと恥ずかしそうにしていて、声も出せないだろうな」と思っていたのですが、実際は私の思っていた姿とはかけ離れていました。
子どもたちは自分たちの前を通り過ぎる人に頭を下げ、一生懸命に募金をお願いしていました。その声に反応するかのように何人もの人が募金をしてくれていました。そのたびに子どもたちの顔には笑顔がこぼれていました。自分たちの行いが誰かの役に立っているという自己有用感は子どもたちの成長にとって、素晴らしいものだと思います。わずか1時間足らずでしたが、寒い中大きな声で募金を訴えた生徒たちの心の中には、きっと暖かい感情が沸いていると思います。