2016年8月29日月曜日

合唱部、関西大会出場決定

 28日(日)に「大阪府合唱コンクール」が貝塚市のコスモスシアターで行われました。中学校の部には20団体が参加し、本校合唱部が金賞を受賞しました。合唱部は毎日音楽室や空き教室を使って真面目に練習に取り組んでいました。顧問の先生の厳しい指導にも頑張ってついていきました。その努力の結果が実を結んだのだと思います。

 関西大会は9月11日(日)に兵庫県西宮市にある「県立芸術文化センター」で行われます。この夏は野球部の活躍に始まり、合唱部のがんばりなど子どもたちがとても輝いている夏休みだったと思います。残念ながら、賞を取ることはできなかったクラブの人たちもいますが、頑張ったという事実は残っています。そのがんばりがいつかどこかで実を結ぶときが来ると信じています。

 合唱部のみなさん、本当におめでとうございます。


和泉市制施行60周年記念式典

 28日(日)に和泉シティプラザ弥生の風ホールで「和泉市制施行60周年記念式典」が行われました。この式典に本校3年生の大森さんが出席しました。大森さんは式の中で「和泉市自治基本条例(前文)」を他校の中学生1名と新成人2名の方と一緒に朗読するという大役を担いました。

 当日は限られた人が招待されていて、私もその一人であったため大森さんの頑張っている姿を見ることができました。大阪府副知事や他市の市長さんたちの前でしっかりと読んでいました。辻市長さんのお話で和泉市が60年前に誕生したときは人口が5万人であったこと、それが今は18万6000人まで増えていることに驚きました。今も「はつが野」地区で開発が進み、来年4月には和泉市初となる施設一体型の小中一貫校が開校します。古くからの町と新しい町が今後どのように共存していくかが課題だと思います。

 個人的なことですが、当日「和泉市功労者」として、表彰された方の中に私が新任教員の頃からお世話になった金谷先生や保護司会の会長で校区の町会長としてもお世話になっている古下様がおられて喜びが倍増しました。和泉市のこれからの発展を心より祈念しています。



PTA環境整備

 27日(土)の朝から本校で「PTA環境整備」が行われました。当日は小学校でも同じような取り組みがあったため、保護者の方も限られた数になりましたが暑い中一生懸命環境整備に取り組んでいただきました。

 クラブ生も手伝い、草抜きや側溝の砂あげなど普段できていないところをきれいにしました。来校された保護者の方が野球部の垂れ幕を見て、写真jにとっておられました。作業中保護者の方と学校の環境について話をすることになり、「保護者として学校環境の改善に協力していきたい」と心強い言葉をいただきました。学校の環境改善に向けては、地域教育協議会でも取り上げていただきみなさんが子どもが過ごす学校環境に関心を持ってくださり、感謝しています。



2016年8月12日金曜日

応援ありがとうございました。

 8月9日に和歌山県紀三井寺野球場で近畿大会が行われました。午後1時からの予定でしたが、私が到着して少したった12時50分プレイボールでした。PTAにお願いしていた応援幕が見あたらないので、応援に来られていた保護者の方に尋ねると、「私たちも見ていない。」とのこと。応援幕ができあがるのに時間がかかってしまい、野球部が学校を出発するときには間に合いませんでした。やきもきしていたら、応援幕を抱えて本校の先生がやってきました。野球部が出発した後に届いたとのこと。何とか試合に間に合い保護者の方も喜んでいました。届けてくれた先生はヒーローさながらでした。
 
 試合相手は和歌山県優勝校の岩出中学校でした。本校は後攻でした。お互いピッチャーがよく投げ、なかなか点が入らない中でエラーがらみの失点が相手に入りました。本校の選手たちもよく頑張りましたが、相手も和歌山県の代表だけあって簡単には勝たせてもらえず、3-1で負けてしまいました。全国大会に行くことはできませんでしたが、選手や応援の生徒、保護者、先生と多くの人に感動を与えてくれました。ありがとう!

 これから先の長い人生で忘れることのない経験と仲間を得たことは子どもたちの大きな財産になったと思います。これまで多くの声援と協力をいただいた皆さまに心からお礼申し上げます。



2016年8月5日金曜日

応援ムード高まる

 連日野球部の記事になりますが、何とか垂れ幕が完成し近畿大会までに間に合いました。野球部の子どもたちとの約束を果たせてホッとしています。時間のない中での発注作業であったため、生徒たちが気に入ってくれるか不安ですが、精一杯頑張ったつもりです。また、し合い机上で使用する応援幕も試合までに届く予定です。今回の件では和泉市教育委員会をはじめ、PTAの方々や多くの教職員にも助けていただきました。本当に人の輪の大切さを痛感しました。

 生徒たちは連日近畿大会に向けて、練習に汗を流しています。また、卒業生たちも野球部の話を聞きつけ、学校に話をしに来ます。今回の件で卒業生や在校生たちが郷荘中学校のことを少しでも誇りに感じてくれれば嬉しいです。


2016年8月1日月曜日

野球部が大阪1位になりました。そして近畿大会出場

 前回にもお知らせしていました本校の野球部ですが、30日(土)に万博球場で「第56回 大阪府中学校軟式優勝野球大会」の準決勝、決勝が行われ見事優勝しました。この大会の参加校数は362校で優勝するためには、9回勝ち続けなければなりません。高校野球で甲子園を目ざすより遙かに大変なことなのです。

 準決勝では久宝寺中学校との対戦でした。大会前から屈指の好投手と言われていた久宝寺中学校でした。さすがにストレートは早くてなかなか手が出ませんでした。その中で3回に相手ピッチャーが制球の乱れたところをチャンスに4点を入れ、それを守りきって4-0で勝利しました。この時点で近畿大会出場が決定しました。
 
 決勝は堺市の長尾中学校でした。試合前に私と同じように応援に来ていた長尾中学校の校長先生と偶然お会いして、お互いの健闘を誓い合いました。決勝戦はピッチャーが連投になることから、長尾中学校はエースではなく、控えの投手が投げました。本校は顧問の先生がピッチャーの新町君に確認しましたが、「自分が投げる」と言い、顧問の先生も新町君に託しました。連投の新町君を助けるべく、初回から4点、3回にも4点と打撃陣が頑張って新町君を助けました。このままいくかと思われましたが、疲れの出た4回に3点、5回にも3点を相手に取られヒヤヒヤする場面がありましたが、6回、7回を守りきり見事優勝しました。

 万博球場では勝利した学校の名誉を讃え、校歌が流れ校旗が揚げられます。万博球場で聞く校歌は格別でした。来年定年を迎える私にとってもよい思い出ができました。

 話は長くなりますが、このチームは3月まで顧問をされていた2名の先生が4月に転勤でいなくなり、4月からは新しく来られた2名の先生に見ていただくことになりました。生徒や顧問の先生、保護者の中に様々な思いが生じていました。それを乗り越えての優勝に何とも言えない感動がわき起こりました。試合会場では多くの保護者、卒業生が応援に来てくれていました。応援団から少し離れたところに3月まで顧問をされていた2名の先生がおられました。自分たちが2年間育てた子どもたちの勇姿に感度するとともに、最後まで指導したかったという複雑な思いもありながら目に涙をためて、「この子たちと過ごした時間は無駄ではなかった。教師という仕事は本当にいい仕事だ」と言っていました。

 8月9日(火)に近畿大会が和歌山の紀三井寺球場であります。私もこの日は休暇を取って応援に行こうと思っています。子どもたちの頑張る姿をこの目に焼き付けてきます。