2020年7月15日水曜日

AED(自動体外式除細動器)


 AED(自動体外式除細動器)は、突然、心臓がけいれんを起こし血液を流すはたらきを失った状態(心室細動等の状況)になった際に、電気ショックを与え、心臓のはたらきを正常に戻すための医療機器です。今から16年前に医療従事者ではない一般市民でも取り扱うことが許可されました。万が一のために、病院・診療所・救急車等の医療関係機関に加え、最近では、学校・駅・空港・大規模商業施設・スポーツクラブなどの公共施設に広く設置されるようになりました。緊急な対応が必要な際には、AEDをできるだけ早く使用できるために、操作については音声でのガイドに従い、スムーズに使用できるようになっています。電極になる2枚のパットを図で示されている身体の部位に装着すると、自動的に心臓の動きを自動解析し、電気ショックが必要か否かを判断してくれます。電気ショックが必要な場合はすぐに音声ガイドで電気を流すことができるような仕組みになっています。本校の職員室にも設置されています。緊急時には急な対応が必要となるので、本校では定期的に心臓マッサージ等の救急法の訓練の中で、AEDの取扱いについても訓練をおこなっています。15日(水)の午後に、教職員の救急法について訓練をおこない、全職員がAEDの使い方を学びました。万が一のためにも、日ごろから使い方について慣れていることが重要であると考えさせられました