2015年5月21日木曜日

避難訓練

 昨日「避難訓練」を行いました。地震が発生し、給食室から出火したという想定でい行いました。
和泉市消防本部からも3名の方に来ていただきました。

 6限目に行いました。私は一足早く運動場にいて、避難してくる生徒の様子を見ていました。口にハンカチを当てて走ってくる生徒もいましたが、大半の生徒は歩きながらしゃべっていました。訓練ということで真剣にならないのかもしれません。消防士の方から火災事故で亡くなる人の半数は逃げ遅れが原因だと話がありました。

 最後に校長からの講評ということで、私は「災害はいつ起こるかわからない。その時にそばに学校の先生がいるとは限らない。家族がいるとも限らない。普段から今起こったらどうするかということを考えておいてほしい。みなさんは助けられる立場だけではなくて、助ける立場にもならなくてはいけない。近所にどのような人が住んでいるのかということも知っておいてほしい。」と話しました。また、地震のような災害は助かった後も大変であることを話しました。避難場所で1人で生きていかなければいけない状況になるかもしれない。お互いが助け合って生きていくことについても考えてほしいことも話しました。

 余談ですが、訓練にきてくれた消防士の1人がかつての教え子でした。私の中では中学生のままで成長が止まっていた彼が、消防士になってこんなに立派になっていることに嬉しくなりました。