2015年12月8日火曜日

卒業生が人命救助で表彰されました。

 今日の午後校長室で仕事をしていると、電話が鳴り今春卒業した森口君から連絡がありました。話を聞くと、「この間泉南の大型ショッピングセンターで人命救助をしてその表彰を受けたから、校長先生に連絡した」とのこと。突然のことで驚きましたが、「学校に見せに来てほしい」と言うと、しばらくして来てくれました。

 その時の様子を詳しく聞くと、店のゲームセンターでいたときに同年代の男の子が倒れていた。周囲の人は騒いでいたが、救助方法が分からないようだった。森口君は中学2年の時に職場体験で和泉市の消防署に行き、そこで救助方法を学んでいたのでそれを基に心肺蘇生を救急車が到着するまで続けて命を救ったとのことでした。彼は「まさか自分が人の命を救うことになるとは思わなかった。職場体験を真面目にしていてよかった」と言っていました。

 この経験は彼の生き方に大きく影響すると思います。今まで自分が人の役にたっているという経験をしたことがなかった彼にとっては、大きな自信につながったと思います。私も郷荘中学の卒業生がこのように社会や人に貢献している話を聞くのはとても嬉しかったので紹介させてもらいました。
 

2015年12月7日月曜日

赤い羽根募金

 12月4日(金)の午後4時から和泉府中駅前で本校のVS委員(ボランティアサービス委員)の代表の人が赤い羽根募金活動を行いました。当日は木枯らしが吹きすさぶ寒い日でしたが、大きな声で通行人の方に募金をお願いしていました。私は出張先から駆けつけましたが、生徒たちは初めは恥ずかしそうに募金を訴えていました。

 目の前にはバス停があり、何人かの人がバスを待っていました。自転車で目の前を通り過ぎる人もいました。生徒たちを見つけると、駆け寄ってきてくれて募金をしてくれる人もいました。高級車で駅前に乗り付け、降りてきた人はいちべつしただけでそのまま行きすぎました。そんな中ひとりのおじさんがやってこられて、一人ひとりの募金箱に1000円ずつを寄付してくださり生徒たちはびっくりしていました。

 生徒たちも時間が経つにつれて、声も大きくなり堂々としてきました。駅前で声を出すのは、なかなかできることではありません。この経験が子どもたちにとってよい経験になればと思います。また、募金をしてくださったみなさまありがとうございました。