和泉市の給食はとてもおいしく、大変評判がよいのですが、本校の栄養教諭によると、「郷荘中学校は魚の残量が多い」とのこと。
食べ慣れていないのか、魚が苦手な子が多く、食べてみる前から『キライ』と言っている子どもも多いようです。
そんな中、給食でさんまの塩焼きが出る日がありました。
そこで、今回栄養教諭が事前に「お魚の食べ方動画」を作成し、クラスで『ホネホネチェックをする!』というイベントを企画しました。
担任の先生が動画を使って魚の食べ方について指導し、折らないように「キレイな骨」をはずしてみよう!!と、みんなでホネホネはずしに挑戦!!
いつもより残量が少なかっただけでなく、子どもたちがお箸を使ってがんばってホネをとることにチャレンジする様子が楽しそうで、キレイにとれたときの目がとてもうれしそうに輝いていたのが印象的でした。
食は生きていくうえで欠かせないものです。同じ食べるなら、工夫して楽しく食べることが人生をより豊かにするということに気づかされました。
ただ闇雲に「残さんと食べやー」と言うだけでなく、食べ方を具体的に示したうえでゲーム感覚で挑戦してもらうことで、楽しみながら食品ロスを減らすという今回の取組みには、学校でのさまざまな活動をよりよいものにするヒントがあると感じました。
これからも、給食を楽しみながらいただきましょう!