2016年12月9日金曜日

歳末助け合い募金

 9日の午後4時から和泉府中駅前で本校の1年生ボランティア委員の生徒たちが、「歳末助け合い募金」を行いました。午後4時過ぎに私が駅前に見に行くと、生徒たちの「募金お願いします」という大きな声が聞こえてきました。私の中では、「子どもたちはきっと恥ずかしそうにしていて、声も出せないだろうな」と思っていたのですが、実際は私の思っていた姿とはかけ離れていました。

 子どもたちは自分たちの前を通り過ぎる人に頭を下げ、一生懸命に募金をお願いしていました。その声に反応するかのように何人もの人が募金をしてくれていました。そのたびに子どもたちの顔には笑顔がこぼれていました。自分たちの行いが誰かの役に立っているという自己有用感は子どもたちの成長にとって、素晴らしいものだと思います。わずか1時間足らずでしたが、寒い中大きな声で募金を訴えた生徒たちの心の中には、きっと暖かい感情が沸いていると思います。

[小6 体験授業」

 今日(9日)の午後から本校で「小6 体験授業」が行われました。この行事は来年入学してくる予定の芦部小学校と和気小学校の6年生を中学校に招き、中学校の教師が授業をするという行事です。

 最初は体育館に小学校の先生に引率されて入りました。そこで本校生徒会のメンバーが郷荘中学校のアピールや「携帯電話の使い方」などをスライドや劇を交えて行いました。聞いている6年生の児童たちは態度も良く、来年の入学が待ち遠しい思いです。

 その後、教室に移動しそれぞれの希望に合わせた授業をしました。各教室を見て回ると、6年生の児童たちは初めて出会う中学校の先生に緊張しながらも熱心に学んでいました。

 和泉市では平成29年度から「小中一貫教育」が実施されます。小学校、中学校の教員が子どもの9年間の成長を見守っていこうと話し合いを重ねています。地域の小学生たちから「早く郷荘中学校に行きたい」という声が聞けるようにがんばりたいと思います。