昨年度から学校で取り組んでいるルールメイキング。これまでの活動の経過に関しては、以下の記事に載せています。
これまでは、生徒会本部役員や有志のルールメイカーを中心とした活動が多かったのですが、今日は各クラスでのルールについての話し合いを、生徒会やルールメイカーの人たちが中心となって進めるということに取り組みました。
事前の打ち合わせでは、教室に入るメンバーで集まって進め方を確認したり、実際の授業のように話をしてみたりして、少しでもいい話し合いにしようと工夫をしていました。
その甲斐あって、今日の「みんなが過ごしやすい学校にするために、どんなルールを考えますか?」という話し合いでは、たくさんの意見が出されました。「スマホを使ってもいい」「私服登校」「どこからでも自転車通学OK」「アクセサリーを着用してよい」などなど。
そしてこれらの提案が、これまでの取組みで大切にしてきた「人権」「個性」「学び」「安全」のどれにあてはまるかを、あわせて考えてもらいました。
進行役の生徒はそれぞれしっかりと役割を果たしていましたし、他の生徒もいい顔で話し合ったり意見を言ったりしていました。自分の考えを言葉にして伝える機会があること、そして意見を受けとめてくれる他者がいることで、「自分の居場所がここにある」と感じられるのではないか、と改めて思いました。
今年度も引き続き、さまざまな形の対話を通して今後の郷荘中学校のあり方について考えていければと思います。