2015年7月2日木曜日

社会性測定用尺度結果

 先日全学年で「社会性測定用尺度」調査を行いました。これは子どもたちが自分自身のことや周囲の人々の関係を自分で評価するものです。全部で40問近い質問に答えます。

 解答の中で良い点、気になる点をいくつか紹介します。
 良いと思われるのは「学校に来るのが楽しい」という質問では、1年生が80% 2年生が79.9% 3年生が70.1%の生徒が肯定的に答えています。本当はもっと多くの生徒が肯定的に答えられるようにならなくてはと思います。「みんなで何かをするのは楽しいですか」という質問では、1年生が81.6% 2年生が83.1% 3年生が73。9%と回答しています。ただ、「仲良くなれるように自分から働きかける」という質問では、1年生が50.5% 2年生が54.6% 3年生が46.6%と回答していることから、自分から積極的に仲良くなろうとする生徒は半数で残りの生徒は、誰かから声をかけてもらうのを待っている状況です。

 本校の生徒の回答で気になるのは、「今の自分が好き」という質問に1年生が36.3% 2年生が39.3% 3年生が27.4%しか肯定的な回答がありません。また「自分にはいろいろな良いところがある」という質問では、1年生が39.6% 2年生が35.7% 3年生が26.5%しか肯定的な回答がありません。

 何が子どもたちをこのように考えさせているのかと思います。もっと自分に自信を持ってほしいし、自分のことを好きになってほしいです。多感な年頃で自分の容姿や性格のことで気に入らないところもあるのかもしれません。学校では子どもたちの良いところを見つけ、褒めていきたいと思います。すべての子どもに良いところがあると信じています。